20240224 剪定と皮むき

Tetto vineyard

この日は13:00から16:30頃まで東京ワイナリーで最も大きな畑となるtetto vinにて剪定と皮むきをしました。

tetto vinでは棚栽培と垣根栽培の2つの仕立て方法でブドウが栽培されています。
すでに棚栽培の樹は剪定済ですので、今回は垣根栽培のブドウ樹の剪定を行っていきます。
image.png垣根栽培の畑

最初に越後屋さんから剪定のポイントについて20分ほどかけて説明と質疑応答がありました。

説明を受けても、そして経験者でも「何度やっても悩む」と言うこの冬期の剪定。
剪定はただ枝を切るだけではなく、剪定の仕方によりその年にブドウ樹が健全に成長するかどうかが決まってくる非常に重要で頭を使う作業なのです。

そのため、相談や議論しながら作業ができるように2人1組で剪定作業を行いました。

上の写真は笑顔で作業をする2人の写真に見えますが、実は写真のために笑ってもらいました(笑)。
実際の作業中は真剣そのもの。あっという間に時間が過ぎていきます。

基本的には垂直方向に伸びた枝を切っていきます。
この枝を切る際「より多くの健全なブドウを収穫するにはどこをどう剪定するのが最適か?」と、未来のことをアレコレ想像しながら剪定を行ってきます。
また、去年行われた剪定の痕や枝の伸ばし方を見ると、実際はどうかは分かりませんが「今年の剪定はこうしてほしい」というメッセージのようにも感じます。

色々なことを考えながら剪定を進める時間は無になれるため、とても良い時間だと感じています。


ビフォー

アフター

切った後に「やっぱりこうすればよかったかな・・・」と思うこともありますが、何が正解なのかの答えがないのが難しくもあり面白くもあります。

およそ20人が作業し、2時間ほどで畑の半分ほどの剪定を終えました。
剪定され集まった枝の数はまだ畑の半分の面積ほどであっても相当の量です。

元々置かれていた枝

この日の作業で3-4倍ほどになった枝

最後の1時間はブドウ樹の皮むきをみんなでやってこの日は終了。
冬晴れのとても気持ち良い1日となりました。

さらにこの後は栽培くらぶメンバーで勉強会という名の持ち寄りワイン会があったため、
日中の剪定から夜の飲酒まで、1日中ワイン漬けの素敵な日となったのでした。

お疲れさまでした!(A.A)

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