20250309 つる除去、雨避け設置

Tetto vineyard

3月9日(日)9時より12時30分まで参加者約19名でぶどう畑(Tetto vin.)で作業を行いました。この畑には入口付近に日本品種の小公子やベリーアリカントAが棚仕立てで植えてあり、その奥に欧州品種のシャルドネやリースリングなどが垣根仕立てで植えてあります。 部材が到着したとのことで、当初予定を変更して棚のつる除去と雨避け用ビニールの設置を行いました。朝方までの雨があがり、徐々に気温が上昇し風も穏やかで気持ち良く作業できました。

 

棚の針金に巻きついて枯れたつるには病気が潜んでいることがあり、丁寧に除去しました。まるでペンチで巻きつけたかのようにしっかりと付いています。

垣根の屋根部分に沢山残っており、上向きで力の入る作業となりました。首が痛くなるので時々休んでボーと空を見ていると、羽田からの飛行機が蒼い空を背景に飛んで行きました。「どこか遠くに旅行したいなー。」と思いました。

 

つる除去が終わると雨避け用ビニール設置です。幅3m位のビニールを10m位張るので大勢での共同作業になります。風があると何度も吹き上げられてやり直しになりますが、今日は穏やかでラッキーでした。

この作業と並行して葡萄の幹や枝への硫黄塗布も進めました。刷毛で芽に当たらないように気を付けて溶液を塗布します。殺菌が目的です。

 

10時半頃の休憩を挟んで後半に畑奥側の棚のつる除去を行いました。奥部分は広く長いのでビニール張り自体は今後の作業です。こちらも時々休んでボーとしていると、隣の交通公園から子供達の大きな声や泣き声が聞こえてきます。「しっかり自己主張しなさーい。がんばれー。」とエールを送りながら黙々と作業を続けました。

 

12時過ぎにつるを取り終え、これまでに切除しておいた古い(昨年の)枝の一部を車に積み込んで(写真06)、作業終了となりました。あまりに沢山なので処分場に運ぶそうです。

今日は勝沼で畑作業をされている東京のグループの方々の見学もありました。「遠くで、斜面なので大変です。」とのことでした。都内で平坦な地で作業できるなんて、何て幸運なんだと思いながら保谷駅へ急ぎました。(F.H)

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