6月16日(日)10時より12時30分まで参加者約20名でぶどう畑(Tetto vin.)で作業を行いました。
朝方までの雨で作業開始時に葡萄や下草が濡れていました。作業の進行と共に湿度が下がって乾いて来、作業終了時は晴れ間も見えて汗ばんできました。
畑横に送電線の鉄塔があるため畑の名前がTetto vin.だそうです
入口付近に日本品種の小公子やベリーアリカントAが棚仕立てで植えてあり、その奥に欧州品種のシャルドネやリースリングなどが垣根仕立てで植えてあります。今日の作業は誘引、摘芯、副梢整理でした。風通しを良くし、日当たり良くすることが重要なようです。垣根、棚共にこれまで何度が実施してきましたが、葡萄の成長が早くすぐに伸びてきます
私は垣根仕立ての方を担当しました。混みあって来た葉をすっきりさせるため、脇芽からの副梢を本葉+1枚でカットしたり、伸びすぎた(主)梢を一番上の番線から30cm先で摘芯したりしました。
葉が上の番線に挟まれてしまった場合は「自由に大きく羽ばたくんだよ」とそっと外してあげました。葡萄はつる性植物なので、風に吹かれて不安を感じると(?)つるが伸びてきて番線や隣の枝に巻きつきます。そうした巻きつきも解いてつるを撤去しました。時々自分自身に巻きついてる物もあり、「何考えてんの?」と思ったり、「人間と同じか」と思ったりしました。
11時過ぎに休憩があり談笑した後また黙々と作業を続けました。日が出てきたからかテントウムシに何度も出会いました。アブラムシなどを捕食する益虫だそうです。あっという間に1時間が経ち、見違えるようにすっきりしてきました。垣根仕立ての方はたわわについた実が色づいてきている物もありました。糖度の高い実になると良いですね。(F.H)