20240214 剪定、皮むき

Tetto vineyard

2月14日(水)、晴れ。参加者10名。
tettoで剪定と皮むき作業を行いました。tettoには、一部「棚仕立て」エリアがあり、ここにはアリカントと小公子が植えられています。去年の10月、素晴らしい紅葉を見せてくれました。見上げるとそれはそれは見事な紅葉の天井でした。この2品種は山ぶどう系で、越後谷さんのお話では特に棚仕立ての栽培が適しているそうです。

   
現在の様子                  去年10月

棚仕立ての選定は難しく、特殊とのこと…。ベテランの皆さんも殆どの方が初めての作業で、越後谷さんが丁寧に剪定ポイントをレクチャーくださった後、不安と戸惑いの中でドキドキの剪定作業を行いました。

まずは、主枝から出ている芽の間隔を見て、間隔が長い(芽が少ない)場合は補う目的で、脇の枝を主枝側に倒し、添わせてあげる…。それ以外は通常通り、2芽の上部を切ります。

「全体像を見て、何を何処に持っていくか見定めてから切る」

最初にこうした判断が必要で、最初に枝をパシッパシッと何も考えずに切ってしまうと、取り返しがつかないため、切る判断が難しく、まるで「生け花に似ている…」と思いながら、作業を進めていきました。

枝を添わせる際は、固い時に添わせるとポキッと折れてしまうため、水が通り始め、しなやかに曲がるのを待つ。枝によっては、すでに水が上がり始めている枝も多くあり、作業をしながら、春の到来を感じました。

剪定後は、皮むき作業。ビニールテープに、虫の卵の跡が付いていたり、皮の下に隠れた虫の卵を発見したり…。今は健やかな成長を促す大切な時期。まだまだ予断を許さない状況ですが、どうか元気に育ってくれますように。

今日はバレンタインデー。可愛いブドウ達に愛情をいっぱい込めて…(笑)(Y.A)

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