20210520 新梢の誘引、まき蔓の切除、芽かき作業

Ichigo vineyard
今日(5/20)は時折雨のぱらつく不安定な天気の中、ichigo vinで新梢の誘引、ツルの切除、副芽かきを行いました。
ブドウの木の成長は本当に早く、ほんの2週間ほど前には胸の高さほどだった新梢君達が、グングン伸びて私の背丈よりはるかに高くなっているのに驚きました。(小学生達が急に高校生くらいになった感じ)
まず隣の枝や番線にからみついているツルを切り取り、番線から脱線してしまっている新梢君達を、折らないように気を付けながら番線内に優しく誘引します。それから一本一本が真っ直ぐ上に伸びてくれるように、番線に所々結束します。更に一つの芽からは主芽1本だけを残して副芽は手でかきとります。これは全ての新梢に均等に栄養が届くように、また風通しと光合成をよくしてあげるために必要な手入れだそうです。
全員が黙々と作業をした後は、全てのブドウの木が綺麗に番線内に収まって上を向き、こちらの気分もスッキリ上向き!
今日は更に満開?のブドウの花も、個人的にじっくり観察できました。ブドウの花には花びらがなく、花びらのように見えるのは5本のおしべだと知った時の驚き!ブドウの花は風媒花で、受粉を風にたよっているから目立つ必要もないそうなのですが、葉っぱや果実の存在感と比べると、ブドウの花の謙虚さはなかなかに味わい深いです。
最後に今日は休憩時間に、お手製の「ブドウの葉のドルマ」の差し入れがありました。tomato vin?のブドウの葉を2週間塩漬けして作ってくださったそうで、ブドウの葉の酸味と塩味、中の具のひき肉やお米その他香辛料の味が混然とからみあい、とてもとても美味でした。作ってくださった方、ご馳走さまでした!
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