先週に引き続き雨天で作業中止になるかと思われましたが、予報が変わり本日(6月3日木曜日)は作業日和になりました。この日は、Ichigoでの摘心と花カス落としを行いました。まずは、摘心。写真のとおり、上部の伸びすぎた枝を剪定しました。
やや首がつらい作業です。この作業と同時に、蔓や脇芽は除去し、はみ出した枝の番線内側への入れ込みを行いました。
作業後、高さも揃い風通しのよい状態で、房もよく見えるようになりました。
次に房の花カス落としです。
これは今年から初めて行う作業とのことです。花が咲いた後に残った花冠を取り除くことで、灰カビなどの病害を防ぎます。作業には、刷毛と筆が用意されました。
房から丁寧に花カスをかき出した際、未成熟の粒も落下しますが健全な部分は落とさないように力加減に気を付けながら作業します。特にシャルドネは花カスを自分で落とせない品種の代表格のため、重点的に行いました。シャルドネだけはこの作業を行うワイナリーも多いそうです。
一つ一つの房から丁寧に花カスを払うと緑色の粒々が一段と艶やかになりました。
最後は、ソーヴィニョンブラン、ぶどうの赤ちゃんを背景に集合写真。お疲れ様でした。
(A.S)