今日(4/14)はCastle vin.にゲスト2名を含めて11名が集まり、
芽かき作業はキャノピーマネジメントの最たるもので、 収穫日を迎えるまでに、いかにブドウ樹の生育をそろえて、 全てのぶどうの房を均一な成熟状況に仕上げるかを目的とした栽培 管理作業の1つです。 例年は5月のGWの頃に行うイメージですが、 今年は2週間くらい季節が前倒ししている印象で、 すでに花芽もあちこちでたくさんできているのに驚かされます。
毎年思うことですが、一本一本のぶどうの木と対峙して、 どの芽を残すべきか?芽の間隔や状態、向き、将来性、位置、 バランスなどを勘案し、余分(と思われる) 芽を手でかいていく作業は、 一年間のブドウ栽培の中でも特に好きな作業です。 ぶどうの新芽も真珠腺(grape pearls)があちこちに見られ、 どの子も瑞々しくて可愛らしい。 作業そのものの心地良さに加えて、 なにより芽かき作業はかいた後の新芽の天ぷらという、 畑作業に関わった者ならではの役得(ご褒美)? が待っているからでしょうか。
今年も芽かき後、シャルドネ、プチマンサン、カベルネ・ ソーヴィニヨン、ピノタージュの4種のぶどうの新芽(カベルネ・ ソーヴィニヨンとピノタージュはblue vin.)に加え、舞茸とたらの芽の天ぷらを、 ワインと一緒に畑の隣のスペースで楽しみました。 ワインの最初の一本は、 栽培くらぶが練馬の畑で育てたぶどうから作られた「 ねりまブラン2022」。 これ以上の組み合わせとシチュエーションはどんな高級レストラン でも味わえないでしょう!
また来年頑張ろうっと。