3月27日(土)にプロジェクトの畑で、「ねりまワイン2020」の完成披露イベントを実施しました。
緊急事態宣言が明け、満開の桜に街が彩られる中、赤、白、ロゼの3色の新作ワインがついにファームメイトのみなさんに向けてお披露目となりました。
イベントは、1回目が13時~14時、2回目が15時~16時、の2部構成とし、また、今回は感染症対策の観点から人数を制限しての開催となったため、あわせて会場の様子をリアルタイムでWEB配信しました。
会場の畑には、越後屋代表愛用のオレンジ色の軽トラック。今回のイベントは、この軽トラックの荷台をメインステージにして行いました。
荷台には、「ねりまワイン2020」の入った箱が、ベールに包まれて置かれており、周囲には、活動の記録写真や、栽培しているぶどう品種の説明、区内に6か所あるプロジェクトの畑の地図、ラベルデザイン応募作品をボトルに貼って作ったオブジェなど、スタッフが1つ1つ手づくりで作った展示装飾が並んでいます。
中でも、肝いりの作品は、栽培している各品種のぶどうの実を実物大で再現したオブジェです。
今の時期の畑は、葉も実もない少し寂しい姿の苗しかありませんが、収穫時期のぶどう畑の様子を参加者に感じてもらうため、スタッフがアイデアを出し合い、手作りのオブジェで再現してくれました。
あまりの完成度の高さに、参加者の方はみんな「本物かと思った!」と驚き、それがスタッフの手づくりと聞いて「すごい!」と二度驚いていました。
会が始まり、越後屋代表の挨拶が終ると、いよいよ「ねりまワイン2020」のお披露目です。
司会の合図とともに、おもむろにベールが剥がされ、ファームメイトのみなさんと一生懸命作ってきた「ねりまワイン2020」が、はじめてファームメイトの前で披露されました。
参加者のみなさんは、温かい拍手で「ねりまワイン2020」の完成を祝福してくださり、写真を撮ったり、近くでまじまじとのぞき込んだりしていました。
参加者の中には、畑作業や醸造作業をずっと手伝ってきてくれた方も多くいて、完成の喜びを分かち合うと同時に、子どもを送り出す親のような表情で「ねりまワイン2020」を見つめていました。
乾杯は、桜の季節が良く似合う「ねりまロゼ」で行いました。
さわやかな果実味の中にタンニンの香りが感じられる、すっきりとした味わいのワインです。
練馬の畑でみんなと育てたぶどうからワインを作り、練馬の畑でみんなと乾杯する。そんな素敵なひと時に、参加者も、スタッフも、自然と笑顔がこぼれていました。
イベントレポートはまだまだ途中ですが、いったんここで一区切りです。
イベント内の催しの様子など、続きは改めてお伝えします!