2021年8月21日 国立市内の住宅街の真ん中に、ぽっかりと現れる美しい果樹園。「東京都国立市澤登農園」で今年も山ブドウの収穫がありました。
今年は豊作です。約300キロの収穫がありました。
約30名以上の方に参加頂きましたが、am8:00~正午まで、しっかりと収穫作業(と選果を少し行いました)
山ブドウは、野山に自生する葡萄です。基本的に日本だけに分布します。
写真を見ても分かるとおり、実の付き方は、いつも見ている葡萄よりバラバラ。実が小さい印象ですが、味はとても濃いです。
ミネラル、ポリフェノール、鉄分が通常のブドウより多く、古来より日本では、滋養強壮に効果があると言われて親しまれています。
この山ブドウの研究第一人者の農園が、こちらの「東京都国立市澤登農園」です。
広い敷地に、山ブドウが植えられています。
棚つくりと言えば良いのでしょうか。自然な環境状態の棚つくりとなっています。
収穫する時は、上を向いての収穫作業です。
手の届く所にある山ブドウは早々に収穫されて、最後の方になると、脚立や箱に上っての収穫になるのですが、足下の地面が平らではないので、収穫していても安定しません!
箱一杯にする頃には、手やハサミがブドウ色に染まります。
収穫作業を終わらせた人達は、各々先に選果作業を行っているグループもあり、ちょっとしたピクニック気分です。
大変な収穫終わりには、ブルーベリーのお土産付きでした。
嬉しいサプライズです♪ お疲れさまでした!
※「東京都国立市澤登農園」:戦後、故澤登晴雄氏が「農業科学化研究所」の看板を掲げ、ブドウやキウイの品種を研究。日本のキウイ栽培発祥の地。山ブドウと西洋由来の品種を掛け合わせて作った日本固有のワイン品種がたくさん生まれた場所です。「日本の風土と文化を飲めるワイン」をと言う事で「ワイングランド」「ブラックペガール」「ホワイトペガール」「小公子」等のワイン用の品種をいくつも作り出しています。キウイ発祥の農園としても有名です。 e