ねりまワイン2021の顔となるラベルのデザインは一般公募で寄せられた作品の中から選ばれます。
2021年秋、仕込んだワインが熟成を始めたころ、呼びかけに応じて集まった作品は、ねりまルージュ(赤)25作品、ねりまブラン(白)20作品。
たくさんのご応募ありがとうございました。どれもワインと練馬へ思いのこもった力作揃いで、選ぶのが悩まし~い!!
応募作品は一覧表にして発信し、どの作品がねりまワイン2021にふさわしいと思うか、投票していただいて決めることになっています。ファームメイトのみなさん、HPやSNSでイベントを知った一般の方々、事務局、栽培くらぶ(ぶどう栽培を手伝うボランティア)メンバーなど、大勢の方々が投票してくださいました。みなさん、ご協力ありがとうございました。
採用デザインはシールに印刷され、それを事務局メンバーでわいわいとねりまワイン2021の入った500mlのアルザスボトル(販売用)に貼っていきました。データで見ていたラベルデザインは、実際にボトルに貼ると、いっそう輝きはじめます。
3月13日(日)、気持ちのよい春の日差しのもと、リリースパーティーのセレモニーで、ねりまワイン2021はお披露目となりました。ねりまルージュのラベルの作者は相馬智実さん、ねりまブランのラベルの作者は藤村浩二さん。会場でのお披露目用ワインは、ルージュもブランもフルボトル、これらは採用作品の作者にそれぞれ贈呈されました。
惜しくも僅差で今年は採用に届かなかった2位、3位の作品も会場で紹介させていただきました。来年もぜひチャレンジしていただければうれしいです。
みんなで選んだラベルデザイン、みんなで育てたぶどうを使ってみんなで作ったねりま産ワイン。みんなで乾杯できた幸せをしみじみと味わいました。
【採用作品(コンセプト)】
<ねりまルージュ>
点在する6つのぶどう畑の地図を一枚の葉の上に表現しました。
葉脈(地図上の道)がぶどうを運んでワインを作り上げていくようなイメージです。
<ねりまブラン>
植物の栄養の素である葉っぱに「練馬区」を当ててみました!
練馬の力で美味しくなったぶどうをアピール出来れば良いな、と!
【入選作品(コンセプト)】
<ねりまルージュ 2作品>
(1)練馬区の象徴である区役所をシャトーに見立て、都市農業で頑張っている姿を表現。ワイン畑で飲むワインの最高ぶりを伝えるために、その名残も。
(2)ねりまワインプロジェクトの3回目として、3つのテーマを内包したワインラベルのデザインを提案いたします。「3」本の柱は、「葉」「果実」「液体」を象徴しており、葡萄からワインに至るまでの過程をイメージしました。階段のように斜めに置かれているのは、参加した皆さんの協力で一つ一つの過程を進んでいった思いを込めております。また、ワイン名の背後に入れられた地形は「練馬区」で生まれ育った事を示しております。
<ねりまブラン 3作品>
(1)練馬のいろいろな畑で収穫されたぶどうによって「ねりまワイン」が作られていることを表現しています。それぞれの形と色は各々のぶどう畑でもあり、収穫されたぶどうの味わいをイメージしています。
(2)ねりまワインプロジェクトの3回目として、3つのテーマを内包したワインラベルのデザインを提案いたします。「3」本の柱は、「葉」「果実」「液体」を象徴しており、葡萄からワインに至るまでの過程をイメージしました。階段のように斜めに置かれているのは、参加した皆さんの協力で一つ一つの過程を進んでいった思いを込めております。また、ワイン名の背後に入れられた地形は「練馬区」で生まれ育った事を示しております。
(3)デザインしたのは初飲みの馬です。練馬の由来とも云われる、豊島氏の家臣が馬術をした伝承から室町時代の馬を描きました。金の4本線がねりまワインプロジェクトの4年間を、下の太線が豊かな練馬の大地を示しています。馬もうっとりする、ねりまワインの初飲みの美味しさを表しました。