20210408 誘引と芽かき

Ichigo vineyard
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20210408

今日は、ichigo vinで、シャルドネの「誘引」と「芽かき」をしました。

まず、枝を2本残したまま誘引されている株を見て、最終的にどちらの枝を採用するかを見極める作業をしました。選考基準は、均等に芽が出ているか? 芽に勢いがあるか?「将来性」が求められるんですね、ブドウの世界も・・。芽吹いているのに不採用となった枝をバチンと切り落とす時は、ちょっとせつない。でも、美味しいブドウに育てるためには大切な行程だということ。切り口には、除菌のためにゆ合促進剤という薬を塗りました。

次に、5~10センチほどに育っているブドウの芽たちを、選別していく「芽かき」をしました。剪定ばさみの長さくらいの幅で、芽が上向きに等間隔で育っていくことが理想なのだそうで、「密」になっている芽、下向きの芽などを取り除きます。1か所から3つの芽が出ていたら、それは2つに減らします。芽が育ってブドウが生る様子を思い浮かべながら選んでいくことが大切なのだとか。取り除いた芽は、天ぷらにすると美味しいそうです。

花芽が出てきているものも散見されました。「早いですね~今年は」と越後屋さん。

最後に、blue vinに移動し、ゆるんでいた「番線」を締める作業をしました。「番線って、何?!」 それは、ブドウの樹を支えるために張り巡らせる、太めの鉄線のことでした。専用の道具を使う、ちょっと男前なお仕事でした。

(Y.I.)

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